倉敷美観地区にて
18日、倉敷の方になります。
下のは岡山から移動している時に撮りました.('ω')’
↓中国学園大、住宅街の近くという地域型大学
↓岡山と近いだけあって交通量は非常に多い
↓岡山なのに川崎
↓新しい住宅が多い
↓駅前に続く通りだが、何故か一車線しかない
3時間くらい歩いたら到着です。
途中で息抜きに銭湯に寄りましたが、浴場に入ろうと準備している最中に救急車の音が。どうやら浸かりすぎて痙攣した人がいたみたいですね🤭
夏は余裕を持った自己管理で行きましょう…
↓倉敷駅
↓ロータリーに時計
↓駅前、かなりひどい混雑
↓繁華街は2つあるが、人通りの差を感じる
↓駅北口
↓三井のアウトレットが隣接、賑わっている
さて、倉敷と言えば美観地区ですよね。倉敷らしい場所がここしかない訳では無いですが、景観としては見習うものがありそうです。
京都は経済も観光も一緒になった都市なので大変ですが、倉敷に関しては隣の岡山が産業や教育を担っている影響で、景観や文化財の保護に予算を割くことができたのでしょう。
休憩できる場所もそれなりにあります。
↓電柱が目立つ箇所とそうでない場所がある
↓倉敷の倉
↓中心部の風景
↓左にあるのは改修中の倉敷館
ここには大原美術館という所があり、かなり有名らしいので19日に改めて入館してみましたが、西洋画ではルノワール、フレデリック、ピカソなど近代の有名画家の作品が展示されていました。確かに入館する価値は大きいですね😊
別館も近代アートがメインなので楽しめるでしょう。ただ東洋関連と工芸品に関しては、かなり古いものや技巧の凝ったもので占められているので人を選ぶと思います。私もそういった知識があれば楽しめたのですが💦
↓本館手前
↓新渓園、本館と別館の間にある
↓特別展示されていた琉球工芸品
↓別館入り口
↓モネの睡蓮
少し離れていますが、アイビースクエアという場所もあり、一部が紡績産業に関する博物館になっています。製糸業に関しては、綾部にあるグンゼ博物苑を訪ねてみて下さい。
ツタだけ見えればもう満足という方は、池袋にある立教大学へどうぞ笑
↓IVY SQUARE
最後に美観地区のライトアップ🌟
倉敷の南に行くと水島コンビナートもあるので、夜景の方が実は楽しめるかも知れないですね。
↓20時くらい
結局18日と19日の2日間かけて回りましたが、日帰り観光もできますし一日かけて時間帯の変化を楽しむのもありな街でした。
あと気付いたのが、倉敷の方が岡山よりも四国っぽい雰囲気だと言うこと。恐らくですが、香川徳島の人は瀬戸大橋を渡って倉敷だけ観光して、岡山までは行かないんでしょう。だから岡山まで四国文化が流れて行かないのかな?
岡山と倉敷、違いが何となく分かった気がします🍶
そして倉敷がこんな感じなら、景観整備のヒントは愛媛香川にもありそうですね。そのうちそっちも訪ねてみましょうか…
さて、19日から23日まで広島編(西条/広島/安浦/広島/呉)です。こちらも急いで書きますのでお待ち下さいお待ち下さい<(_ _)>
日本のベルギー?岡山県
今回は岡山を適当にまとめてしまいます。実は倉敷しか観光らしい観光できてないので…
17日は東岡山から岡山へ、18日は岡山から倉敷へ歩いて移動しました。広い岡山のことなので、2大都市の岡山と倉敷って離れてるんだろうな〜と思っていたら、3時間くらいで到着。大体15キロくらいでしょうか?すぐ近くでしたね、街並みは全然違いましたけれど。
🏯マニアとして岡山城も行くべきだと感じましたが、なんか川向かいから眺めたら満足しちゃいました。他の城とは違った、ずんぐりした重厚な見た目に圧倒されてしまったのです。そして岡山城に行かないなら後楽園もいいか〜となって、思うがままに放置…
↓岡山城
他に行く場所を探して回るも、美術館や博物館だらけ。岡山ってかなり文化的な都市なんですね、昔の人の記念館も多く見かけました。
とても全部回ることはできません。情報量の多さに私の頭がついて行きませんので><
あとは吉備路と呼ばれる場所があり、吉備津彦命による温羅討伐の足跡や備中高松城があるみたいですが、かなり体力を使いそうなのでリタイア。
他にも見所は色んな所に散らばっているようですが、少しも把握できなかったので情報をまとめていると1日が終わっていました🎈
今度来た時用にここにもまとめておきますが、皆さんの参考にもなれば幸いです。
市街は広いですが、交通機関がかなり充実しているみたいなので安心ですね。姫路にあった姫チャリならぬ岡チャリというのもあったので、それを使うのもありでしょう。
↓岡チャリ
岡山市街の範囲ですが、西は市役所筋(岡山駅)から東は旭川(岡山城)まで、北は新鶴見橋から南は新京橋までとなっています。
↓岡山駅前
そこにあるスポットを目的別に回るとすると、
美術品鑑賞
→ (3)林原美術館 → (4)岡山城 → (5)岡山県立美術館
→ (6)後楽園 → (7)夢二郷土美術館
岡山城関連
→ (4)岡山城 → (5)後楽園
備前焼関連
(1)岡山・吉兆庵美術館 → (2)林原美術館
→ (5)後楽園
街並み観光
(1)岡山シティミュージアム
→ (2)岡山シンフォニーホール → (3)ルネスホール
→ (4) おかでんミュージアム
*路面電車での移動推奨
みたいに周回すれば効率的かな?(-ω- )
吉備路文学館というのもありますが、北に少し離れた場所にあるので、そちらは余裕があればって感じでしょうか。と言っても駅から徒歩15分の距離ですけれど。
これを岡山県全域に広げてみると、更に面白そうな場所がありますね。
岡山の地理ですが、美作と備前備中の3つで構成されています。
1 美作(12)…美作 / 津山 / 真庭
(勝田郡)奈義 / 勝央
(久米郡)美咲 / 久米南
(苫田郡)鏡野
(真庭郡)新庄村
(英田郡)西粟倉村
2 備前(7)…備前 / 瀬戸内 / 赤磐 / 岡山 / 玉野
(和気郡)和気
(加賀郡)吉備中央
3 備中(10)…新見 / 高梁 / 総社 / 倉敷 / 浅口/
笠岡 / 井原
(都窪郡)早島
(浅口郡)里庄
(小田郡)矢掛
吉備路は市街の外れから総社市に跨っている地域ですが、いかにも岡山って雰囲気を味わいたいならここですね。
(1)吉備津彦神社 → (2)吉備津神社 → (3)造山古墳
→ (4)備中国分寺 → (5)鬼ノ城 → (6)備中高松城
→ (7) 稲荷山温泉
少し離れている所もあって移動に疲れると思うので、最後に温泉に入って和らぎましょう♨️
ちなみに吉備津彦神社の「吉」は下が長い方の漢字になります。
今回は行っていない美作エリアに目を移すと、
(4)現代玩具博物館・オルゴール夢館 /
(5)美作市立作東美術館
(1)津山城 / (2)城東街並み / (3)津山洋学資料館
(1)勝山保存地区 / (2)蒜山国立公園 / (3)湯原温泉
(1)岡山県立森林公園 / (2)奥津渓・奥津湖 /
(3)奥津温泉 / (4)妖精の森ガラス美術館
となっていて、こちらは街並みから芸術、自然までを堪能できる場所になっていますね。美作は♨️がいくつもあるので、それを回るついでにふらっと観光してみるのも楽しそうです👅
あと良さそうに思ったのが高梁市ですが、
(1)備中松山城 / (2)紺屋川美観地区 /
(3)高梁市成羽美術館
となっていて、内容的に津山市と似通っているようです。なのである程度調べてみて、気になった方を観光すれば問題ないでしょう。
今回何より驚いたのが、サイクリングロードが充実しているということ。岡山県内で9箇所くらいあり、和気町で見た片鉄ロマン街道というのもその一つでした。
距離は短いもので25キロ、長いものだと100キロを超えるものまで…ただ、いくらきつくても1日だけなら何とかなります(*経験上、そして健康である場合)。
なので、自分の見たい景色を選び、当日の天気を確認し、自分に合った🚲を借りて、後は無理しない程度に走りましょう。SUVで輪行なんかもいいですね!
一応どんなものがあるかを書いてみますと、
1. 吉備路自転車道(25キロ) → 名勝巡り
3. 片鉄ロマン街道(76キロ) → 廃線風景
があり、長距離ならば
4. 倉敷・玉野シーサイドルート(90キロ)
5. 真庭・新庄やまなみルート(100キロ)
ですね。
これ以外のものだと少しきつそうなので省略。大会で使うようなルートなんて嫌な予感しかしませんので🌀
こうして探してみると、岡山って何でもあるんだな〜と感じます。結構優秀だと思うんですが、いまいち注目されないのはやはり両隣にある兵庫と広島のせいでしょう。
なんか似てるな〜と思って地図の南北を逆にしてみると、ベルギー🇧🇪じゃないか。瀬戸内海は北海だし、兵庫がフランス🇫🇷で広島はドイツ🇩🇪だ。
確かに歴史的に見ても岡山は中間的な立ち位置でしたね。細川と山名に挟まれたり、織田と毛利が争ったり…
その結果、言い方が悪いかも知れませんが、近畿と中国を結ぶ道路としての性格が強くなったのでしょう。戦略上の重要性が、近世に入って経済的なものに置き換わり、その影響を受けて交通がかなり良くなったのだと考えます。
それと同時に新しいものも多く入って来るため、文化も大きく発展した訳ですね。
更には瀬戸大橋の開通によって香川とのアクセスも容易になりましたが、これによって四国の文化も受け入れられるでしょうか?
いや、考えにくいですね…何となく岡山と香川って似ていると思うんです。晴れの日が多い、食べ物の口当たりが良い、車の運転が荒いなど、同じ瀬戸内海だけに県民性も似てるものがあります。
やはり文化は違うものほど混ざりやすいと思いませんか?
旅もついに山陽へ
更新が上手くできずに申し訳ありません…時間的余裕があると思っていたら、すぐに色々と考え込んで書けないままです。案外書き始めると一気に終わるんですけどね〜。
実は、心優しい方々に助けられたお陰で、もう広島まで入っちゃってます。それも岡山の記事を投稿しないまま👀
流石にこれではまずいので、ちゃんとこれまでをまとめてから広島について書くようにします。急げぇぇえ😱
赤穂を観光した後の続きです。
ここから岡山に入るにはどうすればよいか考えていたのですが、道路が一車線だったりでHHする場所に非常に戸惑うことに。岡山に行く人が多く通る道路を聞いてみた結果、海側でやるよりも駅前道路の延長でやってみることに。
ちらほらと岡山ナンバーの車も見えていたので実行してみましたが、あまり成果は良くなかったです。
30分くらいやっていると、地元の方から更に奥の合流地点でやった方が良いのではとの助言を頂き、そちらに向かおうとしていた時です。
手こずっていた私を見かねてか、スーパーの駐車場から声を掛けて下さった方が…
「面白そうだから」という理由だけで私を乗せてくださり、何と用事も無いのに県境を越えた地点まで連れて行ってくださいました!優しすぎですよ笑。
Oさん、遅くなりましたが本当にありがとうございました😌
新しい生活に向けて準備を整えられている忙しい最中、時間を割いていただいたことは忘れません。
人との付き合いがこじれるせいで苦労することは多いですよね。相手に振り回されることも多い中で、自分で様々なことを決められて行動されているOさんはとても立派で素敵です(-v-)
私を見て躊躇せずに助けて下さったこと、あの場にいた他の方にはできなかったことです。人にできないことをなされる方を、私は尊敬します。
岡山県の和気町まで送って下さいました!大事な時期かとは思いますが、どうか無理されずにお過ごしください。また是非お会いしましょう!
↓降ろして下さった場所から
赤穂からここまで来られたんですね…改めて感謝です。
さて、地図を見た感じ、南に山陽自動車道が通っていますね。でもまずは奥に見える一般道を目指します。
↓金剛川
↓和気富士
↓和気駅
↓観光案内所
↓和気町の全体図
どうやらここは和気清麻呂の故郷のようですね。だから和気町なのかー😗
東の方に行くと和気神社があるようですが、少し遠い。
皇居に銅像があるのって、何気に楠正成と和気清麻呂だけなんですよね。ということは参拝する人は結構いそう。私も参拝したいですが、今回は縁が無かったということで…
ちなみに観光名所は川から北側に多いので、町とは真逆です。盆地ではありますが、東西にも南北にも長い地形ですので、全部回ろうとすると大変な距離になりそう。
観光するなら車があった方が良さそうですが、自転車が好きな人は1日300円くらいで貸し出してくれるみたいですよ?
↓鉄橋に方鉄ロマン街道の文字が
↓廃線を自転車専用道路にしたとのこと
↓昔の列車?駅の横にある
↓山と川が常に視界にある町だ
↓目的地の道路、町の西側を縦に通っている
さて、HHできるかな?と下見してみましたが、一車線なのと信号や退避スペースがないことから、ここは断念。車通りが多い点は最高なんですけれどね😓
なので高速に向かうことにしましたが、試しにイオンのちょっと前で普通にHH。數十分待ってみましたが、こっち方向は高速に乗らない地元の方が多いみたいです。なので和気ICの方まで移動してみることに。
姫路相生チャレンジの疲労が確実に体にきているのを感じながら、一本道を歩いて行きます。
↓高速までの風景
そして30分から40分くらい歩き、和気IC手前に到着しましたが…みんな直進していますね、高速に乗る人は滅多にいません。
日曜日でこれなのかっ…?何のためにこのICがあるのか、私は深く疑問に思いました。
↓和気IC
かと言っても、今の時間帯がダメなだけかも知れません。ちょっと観察してみて少しでも可能性があるならHHすることに決め、しばらく待機。
それから何分待ったかは分かりませんが、それからも変化はありませんでした…ここでやっても無駄と判断。
これは何故なのか、地図を再確認してみます。
↓南に備前市と2号バイパスが…
成る程、備前市の人は2号バイパスを使うからそもそもこっちには来ない訳ですね。そしてここの人は岡山に行くのに高速なんて使わず、さっきの道を通るか電車で行くと…
もっと早く気付くべきだったぁ(;-;)
仕方ないので山々を眺めながら、町まで引き返します。
↓山ばかりなのは岡山にいる証拠
そして駅まで戻ってきました。ここで体力と気力が限界に。あぁ、電車も一応車ですよね…?悔しいですが、電車をHHして少しだけ岡山へ向かいます。
↓和気駅ホーム、学生が多い
↓ホームの天井に鯉幟
岡山まで行くことは流石に許されないので、東岡山で下車。ここから宿泊施設を探して疲れを取ります。
↓東岡山駅
何だかんだありましたが、この日はとても充実した一日だったと思います。所々きつかったようなことを書きましたが、それでも何かしらの発見があったり、自分の限界を知れたり、人と触れ合えたり、反省に繋げたりすることができました。
それと歩き回ったお陰でしょう、かなり健康的になった気がします🌼
瀬戸内海の小田原市
16日。
赤穂を歩き回って見ましたが、中々に広いですね。と言っても、舞鶴よりはましです。
なぜ広いと感じたのか、それは疲れていたからです。なぜ疲れたのか、それは数時間前までの無謀なチャレンジのせいです。
つまり何が問題なのか?それはとても車に乗りたくてたまらないという感情…!
足って大事だと再認識。まあ自転車を降りられないのに比べたら何でもありません♪
それでは順を追って、赤穂がどんなだったか見ていきましょう。
朝の始発に乗り、澄み切った外を景色を眺めながら播州赤穂駅まで向かいます。
↓久々に車窓から撮影、上手く撮れない
改札を抜けてすぐに、いかにも赤穂といった感じの表示が飛び込んで来ます。ここまで一つの作品を丁寧に散りばめた駅というのは見たことがないので驚きました。
↓改札正面、12月14日は浅野長矩の命日である
↓駅の改札を出た右側には、忠臣蔵の文字が
↓モデルコース、場所は分かりやすいので安心
↓駅前、綺麗なことから治安の良さが分かる
↓討ち入りの中心人物、大石良雄(=内蔵助)
駅は充実していることが分かりました。それでは街の方はどうなのかと言いますと、ぎゅっと引き込まれるものがあるような景観です。日常が見え隠れするテーマパークを歩いているような、そんな感覚に近いでしょうか。
↓赤穂の街並み、白い外壁の家々が並ぶ
↓中国銀行、赤穂のすぐ隣は岡山だ
もちろん赤穂義士や城下町に関連したものも沢山見つけることができます。ここら辺は観光案内にも載っていますので大丈夫でしょう。
↓この時計に仕掛けられたギミックとは…?
↓東海道を全力疾走した家臣が給水した井戸
↓昔の街並み、この街を支えたのは塩と海運だ
↓製塩技術の向上は赤穂の発展を待たなかった
↓仮名手本忠臣蔵の正しい使い方
↓花岳寺、浅野家と義士ゆかりのお寺
↓門の上部にはお札がたくさん
↓この門は赤穂城の塩屋惣門を移築したもの
↓本丸門、2つの小さな屋根が共通している
↓まずはお墓にお参りすると良いだろう
↓本堂、幕には大石家と浅野家の紋が
↓天井に描かれた虎は大きすぎて写し切れない
↓大石名残の松(2代目)
↓2代目の後ろには、初代の生きた跡がある
↓鳴らずの鐘、何とも物悲しい
↓路地裏の景観、品のある家々と道路
↓萬福寺、路地を曲がって行くとある
↓ここは昔ながらのお寺
↓誰かの像、笏を持ってるし多分貴族…
↓赤松邸跡、歴史が感じられるのが赤穂の特徴
さて、駅から南に行くと日本100名城にも選ばれた赤穂城です。このお城は少し特別で、普通のお城と同じように観光すると違和感を覚えるかも知れません。
その理由は赤穂城の城郭様式にあります。全国的に見て珍しい構造で、門の数と配置、上水道と遊水池の存在をして特別と考えられるようですね。
一つは赤穂藩に仕えていた兵学者が城を設計したから。もう一つは瀬戸内海に面した土地柄ゆえに地下水にも塩が含まれており、飲用水を上流河川から引水する必要があったから。
こういった歴史的、地理的事情によって赤穂城に他の城との差別的要素が備わったのです。
建物自体がそこまで多く残っていませんので、観光する際は城の防衛機能や城内の水の流れなどに注目すると面白いと思います😋
↓赤穂城の玄関口、大手隅櫓
↓高麗門、本来ある櫓門は復元されていない
↓特別公開、これはいい
↓長屋門(近藤源八邸)
↓長屋門(大石邸)
あとは大石神社という、忠臣蔵の聖地のような場所もあります。花岳寺と併せて訪れると、雰囲気の違いが感じられますよ〜。
↓大石神社、石碑の文字は「忠魂義膽(タン)」
↓舞鶴以来ですね、東郷元帥
↓境内にある細石
↓お供えされた地酒の数々
↓大石神社本殿、この日は御田植祭だった
↓御神籤
↓今年は猪、突き進むこととは武士道か
参道には赤穂義士の像がずらっと並んでいますが、折角なので47人全員を書き出してみます。多分ですが、ある程度知っていないと圧倒されてしまうので…
(16)礒貝十郎左衛門 (17)近松勘六 (18)冨森助右衛門
(19)潮田又之丞 (20)早水藤左衛門 (21)奥田孫太夫
(22)奥田貞右衛門 (23)矢田五郎右衛門 (24)菅谷半之丞
(25)大石瀬左衛門 (26)赤埴源蔵 (27)千葉三郎兵衛
(28)中村勘助 (29)木村岡右衛門 (30)不破数右衛門
(31)岡野金右衛門 (32)岡島八十右衛門 (33)竹林唯七
(40)前原伊助 (41)勝田新左衛門 (42)矢頭右衛門七
(参考 : http://kitabatake.world.coocan.jp/rekishi11.html)
似たような名前の人も多いので、全員覚えるのは難しそう(‘^’)
そう言えば、有名な自動小銃にAK-47(PUBGとかだとAKM)がありますが、反動が強すぎてゲームでは不人気だったりします。
そんな皆さん!AK=赤穂、47=義士と考えて下さい。
…何だか使いたくなってきませんか?
そうです!AKを使えば皆さんに武士の揺るぎない精神が宿り、必ずや敵を討ち取ることができるようになるのです🏆
HK416やSCARは強いですが、近距離はこちらのもの。相手が隙を見せたら、斬りつけるように、乱暴に銃弾を浴びせに行きましょう。まず負けることはありません㊗️
さて、大石神社を過ぎて本丸へと近付いて行きましょう。
↓叩くと音が出る石、本丸門の手前にある
↓二の丸庭園
↓本丸門、こちらは櫓門まで復元されている
↓櫓門、本丸庭園から
↓櫓門の特別展示、内容は城内の復元について
↓シャチ☆ほこ
↓本丸庭園
この本丸広場はかなり広く、右に左にと歩き回っていると結構疲れます。本丸庭園の他には特に何も無いので、後は天守台から眺めを楽しむ程度で良いのではないでしょうか。天守台は登り降りがきついので要注意。
↓厩口門、本丸からの出口に当たる
↓西仕切門、最も新しく修復されたもの
↓花見広場と用水区画
花見広場にある桜の種類は以下の通り。
江戸彼岸系 → 江戸彼岸 / 枝垂桜 / 染井吉野
山桜系 → 大島桜 / 奈良八重桜 / 里桜
関山(カンザン) / 楊貴妃 / 糸括
白妙 / 太白 / 御車返し
普賢象(フゲンゾウ) / 鬱金(ウコン)
松月(ショウゲツ) / 一葉
桜についても全然知りませんでしたが、こんなにお洒落な名前が付いてたんですね(*´-`)
調べて見ましたが、日本の桜は8割が染井吉野だそうです。私は余り花見にも行かないので、一度にこれだけの🌸を見える場所が他にもあるのかは分かりませんが…春の赤穂も体験してみたいですね〜。
城を出て駐車場の方へ行くと、新しそうな蔵のような建物があります。これ、正面に回ると歴史博物館になっていて驚きました。
駐車場は歴史博物館と大石神社の2箇所で、どちらに停めても良いと思います。ですが大石神社にも遺品などの展示がありますので、両方を回る必要はないかも知れません。ですので、
博物館→大手門→参拝→二の丸→本丸
もしくは
神社→大手門→引き返して二の丸→本丸
のどちらかを選ばれると効率的に回れるかと思います。
あ、博物館は疲れていて入るのを諦めました。
↓武家屋敷の横を通った先にある
そんなこんなで赤穂を見てきましたが、そこまで悪いイメージは感じられず、むしろ観光要素の整った良い街であると感じました。街並みや気候も良く、小田原をより昔の形に近付けたような雰囲気なので、ポテンシャルはかなり大きいと思いますが…
何でしょう、推しが強すぎる訳でもないんですよねぇ🤔
もしかしたら、現代の個人主義という観点が影響しているのでしょうか?確かに、「忠臣蔵」として47人をまとめてはいますが、その多くが没個性的になっていることは否めません。
AKBや乃木坂なんかの大勢いるアイドルグループの強みは、メンバー毎の個性で多くの人をカバーできることです。メンバーの中に自分が共感できる人、あるいは憧れの対象となるような人が一人でもいれば、そのグループも応援したくなりますよね。結果的にお互いの持つ個性がお互いをカバーし合っているので、組織としては無事に存続します。
しかし個性がない状態、つまりメンバーを差別化できていない状態になると、「アイドルグループ」ではなく、単なる「組織」として認識せざるを得なくなります。他人を惹きつけることなく、自分達だけで一つの目的のために動くという、そういう存在。
そうなると多様性は失われますし、一部の人しか共感できなくなってしまいます。現在の離職率の高さに通ずるものがありますね。
狭い環境に置かれることが明白だから優秀な人は組織を敬遠したい、けれどお金も設備も自分で準備することはできないし、一人で上手くやれる自信もないから、仕方なく企業に入る。
そこには日本の歪んだ教育の被害者である、勉強だけしかしてこなかった狭い世界の人間しか集まらない。まるで一様に同じ人間ばかりの環境からはプラスは生まれないし、物事もスムーズに進まない。周囲の期待に応えようと3年は頑張るけれど、マイナスの部分はますます大きく感じられるようになる。そして最終的には耐えられなくなって辞める。
大学の環境も同じです。私も同じく3年でそこから逃げたので…
予想ですが、赤穂義士の話は一時的に熱中できたとしても、すぐに冷める人が多いのではないでしょうか。それこそ、味わって終わりという消費に近い感覚で扱われているように感じます。
現代は、個人として自立した人間の方が評価される傾向にあり、それこそがアイドルの人気に繋がる訳ですが、それは彼らが他人を巻き込んで活動しているからです。
かと言って、彼ら自身にはその自覚は無いでしょう。どちらかと言うと、彼らのキラキラとした個性を周囲が応援したくてたまらない、といった感じの現象だと考えます。
だとすれば、47人のそれぞれにスポットを当てて、もっと沢山の味わい方ができるように押し出すことができれば、多くの人を振り向かせられるかな?と思いました。
彼らが生きた時代を考えると、それが難しいことだとは分かっていますが…
そう言えば、AKBは48で乃木坂は46ですけど、何故違うんでしょう?
人がやらないことをやれ
赤穂に入る前の話です。
14日、15日と雨がひどかったですね。わたしも無理をしないことに決めたので、姫路で足止めを食らっていました’~( *-*)~’
ずっと一箇所に居続けると、何だかフラストレーションも溜まってきてしまいまして。
何かしたいな〜って、思っちゃったんです😏
15日の22時30分くらいに雨が上がったのを確認しました。ヒッチハイクで岡山まで行くつもりだったけど、この時間と天気じゃ車にも拾って貰えないだろうし、電車も人で混雑してるだろうな〜と予想。
ふと思い出したのが、4月に自転車旅行で走り回っていた際に見つけた、東海道を行き来していた昔の人の旅行日程。車なんて無かった時代は、江戸と大阪京都を片道2週間かけて歩くしかありませんでした。単純計算で一日約40キロ、1キロ12分で考えると8時間は歩いていたことになります。
じゃあ暇だから俺もやってみよう、ということに決まりましたv(°∀°)v
取り敢えず、姫路と岡山はどれくらいなのか?Googleマップで調べてみると、約80キロ。これは遠すぎるので無理❌
じゃあ赤穂ならどうかな?…お、30キロ。1キロ12分とすると6時間で着くから、途中で日の出も拝めるし、しかも明日は晴れだから丁度いい⭕️
一応、不安が無いわけではありません。できればやらない方がいいのかも知れないとは思いました。
でも、もしやったら一体何が起こるんだろう?と、どうしても気になったから結局やったというだけです。
もし情報があれば欲しいので、試しに「姫路 赤穂 徒歩」で検索してみましたが、それらしいことをまとめたページは出てきませんでした。
つまりこれに関しては、私が初挑戦者である可能性が高いということです✨
いや、恐らく近代に入って車が発達するまでは多くの人が行き来していたのは確かです。私が初ではありません。
大事なのは時間帯です。そう、近代以前の街頭の少ない時代に、果たして夜にこの都市間を行き来した人がいたと考えられるでしょうか?恐らくいないでしょう。
かと言って、近代に入れば車があるのですから、そもそも歩く人なんていなくなる。そして実際に歩いてみたという報告をした人は、少なくともネット上では見つからなかった…
それが分かった瞬間、やることに決めました😎
俺が世界初だぜ!!
↓まずは英賀保駅まで向かう
↓そこから西に向かい橋を渡る
↓まだ街は明るい
↓正門通り
↓流石に夜なので参拝は控えた
↓小坂公園
↓見たことのある建物だ
↓イオンを過ぎたあたりから田舎っぽくなる
↓1時間半かけて2つ目の橋に到着
あとここから写真が昼に撮ったのかってくらい明るくなりますが、RX100の高性能な写真合成機能によるもの?ですので、実際はかなり暗いです。ちょっと明るいのは×1/3倍、めっちゃ明るいのは×1/6倍くらいで考えていただけると幸いです<(_ _)>
↓ここからは田園風景が広がる
↓マップ通りには行かず、ガストを右に曲がる
↓武神神社、とても強そう
↓真っ暗な一本道をひたすら歩く
↓廃線跡か、待避線跡か
↓たまに出る月で明るくなる
↓鳥居の下を通るが、かなり怖い
↓神社を横目に見ながら、3つ目の橋へ
↓2時間半経過
↓渡り切ったら、また別の橋で揖保川を越える
ちなみに、この橋と橋を渡るまでの区間、夜だとすごく綺麗で幻想的です!
↓こんな感じ
何せ車も少ないですし、街灯もたまにあるだけなので星が非常に美しく見える⭐️
スターゲイザーの皆さんにはオススメですね。
さて、次の道が厳しいです。車両通行禁止と書かれた柵を避けるなり飛び越えるなりして、ずっと川沿いに歩いて行きます。
↓この時点で3時間経過
↓ここからは灯りのない道なので要注意
↓こんなに明るくない
↓この写真よりもう少し暗い程度
ずっと歩いて向こう側の街灯が近くに見えてきたら、怖かった揖保川沿いも終了…ではありません!笑
ここから山道のような雰囲気の、何とも言えない道に入って行きます。
あとここの柵は飛び越えて下さい。潜ろうとすると、私みたいに蜘蛛の巣に突っ込むことになりますので…😓
↓市街地まではまだ歩く必要がある
↓車が通った時の安心感がすごい
↓水門
この水門を通った後にすぐ近くから動物の鳴き声が聞こえてきたので、止むを得ず市街地を迂回するルートに変更しました。後で人に聞きますと、猪🐗や猿🐒ではなく鹿🦌とのことで安心しましたが…万が一のこともありますので、皆さんも気を付けて下さいね⚠️
↓ほん呪のインタビューに使われそうな公園
↓市街地の安心感がすごい
↓竜野駅を目指す
↓長時間歩いたのでコンビニで休憩
↓4時間で竜野駅に到着
↓始発まで2時間ほどある、ここでも少し休憩
ここまでの距離や時間を確認すると、私の歩くスピードも遅いように感じますね。体力と相談しながら、次の通過点である相生駅まで向かいます。
国道2号を行こうとしましたが、春の御殿場デスマーチで2時〜4時に走行して死にかけたことを思い出したので引き返し、池を迂回するルートにしました。若干のタイムロス…
↓相生駅に向かうまでの風景
↓東の空が明るくなってきた、4時半頃
↓誰を祀っているのかすごく気になる
↓写っているのは山陽新幹線の高架
↓鮎帰橋、錨のモニュメントに頭痛が
↓相生駅に到着、5時過ぎである
↓また⚓️だ!
さて、案外いけるかと思っていましたが、30キロ足らずでもそれなりに疲れてしまいました。
Googleマップ曰く、相生から赤穂までは更に2時間歩かなければいけないとのこと。着いてから観光で歩き回ることも考慮し、無理せず赤穂までは電車で行くことにしました。
残念ですが、世界初の記録は姫路〜相生までということで…どなたか更新して下さると助かります。笑
↓赤穂行きは始発が6時台
途中に坂越という町がありましたが、街並みが綺麗らしいですね。そこまで行ければ良かったなぁ…
そんなこんなで、無謀なチャレンジは失敗に終わりつつも生き残れまして、16日の赤穂編に続きます。
にしても、これなら別に新宿で終電逃すくらい何ともないんじゃ…?
好古園にて
前回からの続きです。
お城の横という立地も手伝い、好古園もかなり人が多いですね。
庭園だけあって、花がメインの箇所もいくつか存在しています。今回は桔梗が綺麗に見えましたが、春に来るとより多く楽しめるかも知れません。
ではどうぞ🔻
あとついでなので、市街の様子も載せておきます。こちらは少し説明入れますかね。
↓姫ちゃり、放置自転車も再利用できそう?
↓蝶は池田家の家紋、平氏も蝶である
↓この鯱鉾は邪魔なので撤去されるらしい
↓今後これらも撤去されるかも?
↓他にも通りには様々なモニュメントがある
↓護国神社、京都にもある
↓白川神社、目の神様
↓長壁神社、西の区画にある
↓城下に陸軍の練兵場があったことの名残
姫路を出て西に行けば岡山ですが、その途中に忠臣蔵の舞台となった赤穂があります。
どうしても最近は幕末が注目されるあまり、新撰組の方が人気であるという印象を受けますが、彼らはどちらかと言うとやばめの人達ですから…
上品さで言えば赤穂義士の方が断然上ですので、モラルの高まった現代で何故注目が薄いのか謎だったんですよね。まあ吉良義央の再評価だったり、浅野長矩の精神的問題だったりと色々言われていますから、若干向かい風ではあるのかも知れないですが…
なので理由を探るべく、現地ではどのように扱われているのかを調べるために行って来ました!
次回に続きます。
姫路城にて
これから岡山市内を出て、こっそり倉敷に入ろうとしている所です。結構疲れていたので、観光情報とか歴史をチェックするだけにして、本格的な観光は次回来た時に回すことにしましたけれどね…。
何故疲れていたのかは、また別の記事で詳しくまとめます( °=°)
今回は上げていなかった姫路城の写真をまとめておくだけですので、内容は全くありません❌
姫路城は余りにも有名すぎて、ここで解説しても殆ど意味がないですからね…写真もお城ばかり撮ったのでは価値がありませんから、どちらかと言うと周辺を撮った画像がメインになります。
そしてこれからの季節、晴れの日が多くなると思いますので、姫路に限らずとも兵庫の各地をご自分の足で探検されると楽しいと思いますよ〜🎶
皆さんもついでに横にある好古園にも行ってきたので、その写真も次回の分でまとめておきますね。
では放出🔻
ちなみに、姫路城は天守が他の部分と連結していることと外壁の色が白であることを除けば、藤堂時代の亀山城とかなり似ているそうです。鯱鉾は雄×雌じゃないですけれどね😓