日本のベルギー?岡山県
今回は岡山を適当にまとめてしまいます。実は倉敷しか観光らしい観光できてないので…
17日は東岡山から岡山へ、18日は岡山から倉敷へ歩いて移動しました。広い岡山のことなので、2大都市の岡山と倉敷って離れてるんだろうな〜と思っていたら、3時間くらいで到着。大体15キロくらいでしょうか?すぐ近くでしたね、街並みは全然違いましたけれど。
🏯マニアとして岡山城も行くべきだと感じましたが、なんか川向かいから眺めたら満足しちゃいました。他の城とは違った、ずんぐりした重厚な見た目に圧倒されてしまったのです。そして岡山城に行かないなら後楽園もいいか〜となって、思うがままに放置…
↓岡山城
他に行く場所を探して回るも、美術館や博物館だらけ。岡山ってかなり文化的な都市なんですね、昔の人の記念館も多く見かけました。
とても全部回ることはできません。情報量の多さに私の頭がついて行きませんので><
あとは吉備路と呼ばれる場所があり、吉備津彦命による温羅討伐の足跡や備中高松城があるみたいですが、かなり体力を使いそうなのでリタイア。
他にも見所は色んな所に散らばっているようですが、少しも把握できなかったので情報をまとめていると1日が終わっていました🎈
今度来た時用にここにもまとめておきますが、皆さんの参考にもなれば幸いです。
市街は広いですが、交通機関がかなり充実しているみたいなので安心ですね。姫路にあった姫チャリならぬ岡チャリというのもあったので、それを使うのもありでしょう。
↓岡チャリ
岡山市街の範囲ですが、西は市役所筋(岡山駅)から東は旭川(岡山城)まで、北は新鶴見橋から南は新京橋までとなっています。
↓岡山駅前
そこにあるスポットを目的別に回るとすると、
美術品鑑賞
→ (3)林原美術館 → (4)岡山城 → (5)岡山県立美術館
→ (6)後楽園 → (7)夢二郷土美術館
岡山城関連
→ (4)岡山城 → (5)後楽園
備前焼関連
(1)岡山・吉兆庵美術館 → (2)林原美術館
→ (5)後楽園
街並み観光
(1)岡山シティミュージアム
→ (2)岡山シンフォニーホール → (3)ルネスホール
→ (4) おかでんミュージアム
*路面電車での移動推奨
みたいに周回すれば効率的かな?(-ω- )
吉備路文学館というのもありますが、北に少し離れた場所にあるので、そちらは余裕があればって感じでしょうか。と言っても駅から徒歩15分の距離ですけれど。
これを岡山県全域に広げてみると、更に面白そうな場所がありますね。
岡山の地理ですが、美作と備前備中の3つで構成されています。
1 美作(12)…美作 / 津山 / 真庭
(勝田郡)奈義 / 勝央
(久米郡)美咲 / 久米南
(苫田郡)鏡野
(真庭郡)新庄村
(英田郡)西粟倉村
2 備前(7)…備前 / 瀬戸内 / 赤磐 / 岡山 / 玉野
(和気郡)和気
(加賀郡)吉備中央
3 備中(10)…新見 / 高梁 / 総社 / 倉敷 / 浅口/
笠岡 / 井原
(都窪郡)早島
(浅口郡)里庄
(小田郡)矢掛
吉備路は市街の外れから総社市に跨っている地域ですが、いかにも岡山って雰囲気を味わいたいならここですね。
(1)吉備津彦神社 → (2)吉備津神社 → (3)造山古墳
→ (4)備中国分寺 → (5)鬼ノ城 → (6)備中高松城
→ (7) 稲荷山温泉
少し離れている所もあって移動に疲れると思うので、最後に温泉に入って和らぎましょう♨️
ちなみに吉備津彦神社の「吉」は下が長い方の漢字になります。
今回は行っていない美作エリアに目を移すと、
(4)現代玩具博物館・オルゴール夢館 /
(5)美作市立作東美術館
(1)津山城 / (2)城東街並み / (3)津山洋学資料館
(1)勝山保存地区 / (2)蒜山国立公園 / (3)湯原温泉
(1)岡山県立森林公園 / (2)奥津渓・奥津湖 /
(3)奥津温泉 / (4)妖精の森ガラス美術館
となっていて、こちらは街並みから芸術、自然までを堪能できる場所になっていますね。美作は♨️がいくつもあるので、それを回るついでにふらっと観光してみるのも楽しそうです👅
あと良さそうに思ったのが高梁市ですが、
(1)備中松山城 / (2)紺屋川美観地区 /
(3)高梁市成羽美術館
となっていて、内容的に津山市と似通っているようです。なのである程度調べてみて、気になった方を観光すれば問題ないでしょう。
今回何より驚いたのが、サイクリングロードが充実しているということ。岡山県内で9箇所くらいあり、和気町で見た片鉄ロマン街道というのもその一つでした。
距離は短いもので25キロ、長いものだと100キロを超えるものまで…ただ、いくらきつくても1日だけなら何とかなります(*経験上、そして健康である場合)。
なので、自分の見たい景色を選び、当日の天気を確認し、自分に合った🚲を借りて、後は無理しない程度に走りましょう。SUVで輪行なんかもいいですね!
一応どんなものがあるかを書いてみますと、
1. 吉備路自転車道(25キロ) → 名勝巡り
3. 片鉄ロマン街道(76キロ) → 廃線風景
があり、長距離ならば
4. 倉敷・玉野シーサイドルート(90キロ)
5. 真庭・新庄やまなみルート(100キロ)
ですね。
これ以外のものだと少しきつそうなので省略。大会で使うようなルートなんて嫌な予感しかしませんので🌀
こうして探してみると、岡山って何でもあるんだな〜と感じます。結構優秀だと思うんですが、いまいち注目されないのはやはり両隣にある兵庫と広島のせいでしょう。
なんか似てるな〜と思って地図の南北を逆にしてみると、ベルギー🇧🇪じゃないか。瀬戸内海は北海だし、兵庫がフランス🇫🇷で広島はドイツ🇩🇪だ。
確かに歴史的に見ても岡山は中間的な立ち位置でしたね。細川と山名に挟まれたり、織田と毛利が争ったり…
その結果、言い方が悪いかも知れませんが、近畿と中国を結ぶ道路としての性格が強くなったのでしょう。戦略上の重要性が、近世に入って経済的なものに置き換わり、その影響を受けて交通がかなり良くなったのだと考えます。
それと同時に新しいものも多く入って来るため、文化も大きく発展した訳ですね。
更には瀬戸大橋の開通によって香川とのアクセスも容易になりましたが、これによって四国の文化も受け入れられるでしょうか?
いや、考えにくいですね…何となく岡山と香川って似ていると思うんです。晴れの日が多い、食べ物の口当たりが良い、車の運転が荒いなど、同じ瀬戸内海だけに県民性も似てるものがあります。
やはり文化は違うものほど混ざりやすいと思いませんか?