革命するには目を閉じろ

令和元年、自分の足で日本を周る。

人がやらないことをやれ

赤穂に入る前の話です。

 

14日、15日と雨がひどかったですね。わたしも無理をしないことに決めたので、姫路で足止めを食らっていました’~( *-*)~’

ずっと一箇所に居続けると、何だかフラストレーションも溜まってきてしまいまして。

 

何かしたいな〜って、思っちゃったんです😏

 

15日の22時30分くらいに雨が上がったのを確認しました。ヒッチハイクで岡山まで行くつもりだったけど、この時間と天気じゃ車にも拾って貰えないだろうし、電車も人で混雑してるだろうな〜と予想。

ふと思い出したのが、4月に自転車旅行で走り回っていた際に見つけた、東海道を行き来していた昔の人の旅行日程。車なんて無かった時代は、江戸と大阪京都を片道2週間かけて歩くしかありませんでした。単純計算で一日約40キロ、1キロ12分で考えると8時間は歩いていたことになります。

じゃあ暇だから俺もやってみよう、ということに決まりましたv(°∀°)v

取り敢えず、姫路と岡山はどれくらいなのか?Googleマップで調べてみると、約80キロ。これは遠すぎるので無理❌

じゃあ赤穂ならどうかな?…お、30キロ。1キロ12分とすると6時間で着くから、途中で日の出も拝めるし、しかも明日は晴れだから丁度いい⭕️

たつの市相生市を過ぎれば赤穂

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一応、不安が無いわけではありません。できればやらない方がいいのかも知れないとは思いました。

でも、もしやったら一体何が起こるんだろう?と、どうしても気になったから結局やったというだけです。

もし情報があれば欲しいので、試しに「姫路 赤穂 徒歩」で検索してみましたが、それらしいことをまとめたページは出てきませんでした。

つまりこれに関しては、私が初挑戦者である可能性が高いということです✨

いや、恐らく近代に入って車が発達するまでは多くの人が行き来していたのは確かです。私が初ではありません。

大事なのは時間帯です。そう、近代以前の街頭の少ない時代に、果たして夜にこの都市間を行き来した人がいたと考えられるでしょうか?恐らくいないでしょう。

かと言って、近代に入れば車があるのですから、そもそも歩く人なんていなくなる。そして実際に歩いてみたという報告をした人は、少なくともネット上では見つからなかった…

それが分かった瞬間、やることに決めました😎

俺が世界初だぜ!!

 

↓まずは英賀保駅まで向かう

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↓そこから西に向かい橋を渡る
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↓まだ街は明るい
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↓正門通り
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↓流石に夜なので参拝は控えた
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↓小坂公園
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↓見たことのある建物だ
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↓イオンを過ぎたあたりから田舎っぽくなる
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↓1時間半かけて2つ目の橋に到着
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あとここから写真が昼に撮ったのかってくらい明るくなりますが、RX100の高性能な写真合成機能によるもの?ですので、実際はかなり暗いです。ちょっと明るいのは×1/3倍、めっちゃ明るいのは×1/6倍くらいで考えていただけると幸いです<(_ _)>

↓ここからは田園風景が広がる
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↓マップ通りには行かず、ガストを右に曲がる
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↓武神神社、とても強そう
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↓真っ暗な一本道をひたすら歩く
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廃線跡か、待避線跡か
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↓たまに出る月で明るくなるf:id:smallshade:20190618102956j:image

↓鳥居の下を通るが、かなり怖い
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↓神社を横目に見ながら、3つ目の橋へ
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↓2時間半経過
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↓渡り切ったら、また別の橋で揖保川を越える
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ちなみに、この橋と橋を渡るまでの区間、夜だとすごく綺麗で幻想的です!

↓こんな感じ

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何せ車も少ないですし、街灯もたまにあるだけなので星が非常に美しく見える⭐️

スターゲイザーの皆さんにはオススメですね。

さて、次の道が厳しいです。車両通行禁止と書かれた柵を避けるなり飛び越えるなりして、ずっと川沿いに歩いて行きます。

↓この時点で3時間経過
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↓ここからは灯りのない道なので要注意
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↓こんなに明るくない
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↓この写真よりもう少し暗い程度
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ずっと歩いて向こう側の街灯が近くに見えてきたら、怖かった揖保川沿いも終了…ではありません!笑

ここから山道のような雰囲気の、何とも言えない道に入って行きます。

あとここの柵は飛び越えて下さい。潜ろうとすると、私みたいに蜘蛛の巣に突っ込むことになりますので…😓

↓市街地まではまだ歩く必要がある
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↓車が通った時の安心感がすごい
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↓水門
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この水門を通った後にすぐ近くから動物の鳴き声が聞こえてきたので、止むを得ず市街地を迂回するルートに変更しました。後で人に聞きますと、猪🐗や猿🐒ではなく鹿🦌とのことで安心しましたが…万が一のこともありますので、皆さんも気を付けて下さいね⚠️

↓ほん呪のインタビューに使われそうな公園

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↓市街地の安心感がすごい
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竜野駅を目指す
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↓長時間歩いたのでコンビニで休憩
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↓4時間で竜野駅に到着
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↓始発まで2時間ほどある、ここでも少し休憩
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ここまでの距離や時間を確認すると、私の歩くスピードも遅いように感じますね。体力と相談しながら、次の通過点である相生駅まで向かいます。

国道2号を行こうとしましたが、春の御殿場デスマーチで2時〜4時に走行して死にかけたことを思い出したので引き返し、池を迂回するルートにしました。若干のタイムロス…

相生駅に向かうまでの風景
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↓東の空が明るくなってきた、4時半頃
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↓誰を祀っているのかすごく気になる
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↓写っているのは山陽新幹線の高架
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↓鮎帰橋、錨のモニュメントに頭痛が
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相生駅に到着、5時過ぎである
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↓また⚓️だ!
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さて、案外いけるかと思っていましたが、30キロ足らずでもそれなりに疲れてしまいました。

Googleマップ曰く、相生から赤穂までは更に2時間歩かなければいけないとのこと。着いてから観光で歩き回ることも考慮し、無理せず赤穂までは電車で行くことにしました。

残念ですが、世界初の記録は姫路〜相生までということで…どなたか更新して下さると助かります。笑

↓赤穂行きは始発が6時台

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途中に坂越という町がありましたが、街並みが綺麗らしいですね。そこまで行ければ良かったなぁ… 

 

そんなこんなで、無謀なチャレンジは失敗に終わりつつも生き残れまして、16日の赤穂編に続きます。

にしても、これなら別に新宿で終電逃すくらい何ともないんじゃ…?