革命するには目を閉じろ

令和元年、自分の足で日本を周る。

車のために道はある(前)

令和に入ってもう3週間になるんですね。

また更新期間を空けてしまった自分は何をやっていたのか、それを語るのはとても難しいです。一言で言えば…他人との共同生活に慣れる修行、とでもしておきましょうか。ちゃんと空いてる時間に勉強もしてます、んで書くのを放置していた、と(-_-;)

 

今回は、短期間だけながらもロードバイクを長距離(合計500キロくらい)乗り回してみて、やりにくいという個人的な結論に至ったその理由を書き出してみます。

 

大きな要因としては、

1. 乗り降りがしにくい

2. 低速だとバランスを崩しやすい

3. リラックスした姿勢が取れない

4. 状態の悪い路面に対応できない

 

この4つがありますが、これらは全て高速域で高性能を得るために必要な要素であり、本気でレースをしたい人にとっては重要そのものであることに注意しておきます。

よくよく調べてみると、RBは本来「ロードレーサー」という名称であることからも、その用途は一発で理解できるでしょう。

これを裏返すと、ゆっくり旅をしたい人にロードバイクが向いていないというだけで、要は今回の私の目的に合っていなかったんですね。

あるいは私は全くの初心者だったので、素人はこういったことがあるから注意した方がいい、程度には参考になるのかも知れないですが…

 

早速ですが、順番に見ていきましょう。

あとロードバイクと書くと長いので、以下RBとします。ご了承を<(_ _)>

 

1. 乗り降りがしにくい

RBのサドルは高めに設定されていますので、シティサイクルと同じ要領で跨るのは無理があります。爪先立ちだとギリギリ跨れますが、とても辛いですのでやめましょう。笑

走らせるためには、一度トップチューブを跨いだ状態から腰を上げてサドルに乗る、という流れになります。逆に、止まるためには逆の手順を踏むだけです…が、これがストレスの元。

シティサイクルなら発進と停止の際にサドルから腰を離す必要がないので、気楽に止まって景色を眺めたり、写真を撮ったりすることができます。

一方、RBは少し止まろうとする度に上のような手間がかかる。万が一にもシティサイクルと同じ感覚で止まろうとしたり、停止地点の高低差を見誤ると、足が地面に上手く届かずにRBと仲良く地面に倒れることもあるでしょう🙄

たった一手間ができないお前が間抜けなだけじゃね?と思う方も多くいらっしゃると思いますが、これが私のように、思いついた時に写真を撮りまくったり、道を確認するために頻繁に停止するような人間だと、流石にうざったくなってくるわけです。

そして調子に乗って気を抜くと、すぐこけるわけですね。そう、軽く2桁くらいは…( -言-)">

 

2. 低速だとバランスを崩しやすい

当然ではありますが、走り出した直後は特に倒れやすいので注意して下さい。キャリアバッグを積んでいる時は旋回性能も落ちるので、それを踏まえて荷物の量を調整した方がいいと思います。私も何度か岩の壁に突っ込みそうになったりしました😑

特に問題なのが、ある程度速度が出た状態で急制動を強いられた時。咄嗟に全ブレーキをかけることで一気にバランスが不安定になります。

それと同時にRBを支える体勢を取る(=サドルから腰ごと飛び降りる)というのが結構難しく、そうならないためには常に中低速で走るか、あるいは全力で避けるといった方法が考えられますが…

前者ならせっかくの高速性を潰すことになりますし、後者なら避けるリスクの方がそもそも大きいように思えます。なので全ブレーキでも安全に止まれる(もしくは受け身を取れる)ような訓練をしておくのが一番無難でしょう。

あとはタイヤが細いせいで停止中も前輪が不安定になります。しかし信号の中途半端な待ち時間にもハンドルから手を離さないと疲れますので、その時は肘をハンドルにかけておくと楽になりますよ。

 

3. リラックスした姿勢が取れない

長距離移動における一番のストレス源です。RBは空気抵抗を減らし、またペダルにエネルギーを効率良く送るために前傾姿勢を必要とする設計ですが、これを長時間ずっと維持し続けるのはかなり負担になります。

かと言って楽な姿勢にしようとすると、より辛い結果が待ち構えていることでしょう。その先にあるのは…お尻への激烈なアタックです🌀

RBに体重をかけるパーツ比は

ペダル>ハンドル>サドル

にして、この3点の関係で見てみると、サドルは体重をかける(=座る)というよりは、せいぜいお尻を乗せる程度のものでしかありません。

(ハンドルも同様に、軽く握って肘を曲げた状態を理想とします)

「座らないのであれば座り心地など全く必要ない」ということになり、逆にペダリング時の安定性を意識したことから、RBのサドルは非常に硬く作られています。

そう、非常に硬いものに永遠と座り続けるとどうなるか…?バックパックの重みを感じながら前傾姿勢を長時間維持するのはきついですが、その時はコンビニなどで大人しく休憩して下さい。リラックスできるからと普通の乗り方に変えて走るのは大きな逆効果ですよ…

 

4は予想以上に長くなったので(後)に分けます🔜