革命するには目を閉じろ

令和元年、自分の足で日本を周る。

旅の目標その②

1. 人から与えられた分だけ何かを返す

2. 地理感覚を明確なものにする

3. 創作のためのイメージを豊富にする

 

雨が降っていて移動できず暇なので、今のうちに2についてまとめておきます。

 

大学では北海道から沖縄まで、あらゆる地域出身の人と知り合ったわけですが、彼らから地元の話を聞いても「遠いね」とか「珍しいね」とかを返すだけで終わっていました。

完全に地理の勉強を疎かにしたことに起因する私の知識不足なのですが、結構前までは日本なんて一部を除いて同じようなものだろうと本気で思っていたわけです。もちろん彼らの話を聞いているだけで多少のイメージはなんとなく湧いてくるのですが、大きな違いが感じられませんでした。

例えば、京都と奈良の何が違うのかとか、富山と福井の違いとか、それも曖昧なままなのです。やはり実際に行ったことがありませんので、何があるのかも理解できていません。

あるいは、グーグルマップや鉄道路線でも眺めていれば少しは詳しくなったのかも知れませんが、複雑すぎるし思い出にはならないので結局意味がないですね。授業中の暇潰しにはなりますけれど。笑

 

何なら彼らに一度説明を求めればいいのですが、

・私自身が自分の地元すら把握しきれておらず、相手からの質問に十分に答えられない

・せっかく話してくれても前提知識がなさすぎて曖昧なまま終わってしまう

・今聞いている情報も、近い時期にそこに行く予定がないなら、古くなるために限界がある

などと考えてしまい、情けない話ですが、出身地の話題は避けてその人に関する他のことばかり聞いていました。

でも一切対応できないのも問題だということで、地理を道や街ごと自分のものにするために、自転車で行くことに決めたわけです。

(しかし自転車との相性が悪く、余裕がないために断念。移動手段を変えます)

 

今まで私は、地理とは誰かを連れてどこかに行く時に役に立つものとして認識していましたから、企画する側の人間でなかった私にとっては全く知る必要がなかったのでしょう。実際に今まで困ったことはなかったように思います。最近までは大学を卒業したら地元で働くつもりでいたので、それも関係しているでしょうか。

(この旅も、一歩違ったら地元一周という範囲で終わっていたかも知れません)

 

しかし今になって考えてみれば、旅行は自分のためにやっても全然いいんですよね。…何を言っているんだと思われるかも知れません。

「旅なんてしなくても生きていけるんだから、それをわざわざ自分だけでやる必要なんてない」とか変に考えていたからです。でも別に相手がいたわけでもありません。友人とは一緒に講義を受けたり食事に行ったりするだけでも十分でしたし、それ以上に手間のかかる旅行は面倒なものとも考えていました。

ということは、友人じゃない特別な関係の誰かと行くものなのかというと、そうでもなさそうです。何故かというと、そういった方々の目的は旅行ではなく研修や調査だったり、そもそも趣向が合わないことが多かったりするからです。

 

そんなこんなで、旅行とは他人のためにするものではないのかなという考えが浮かび、それから自分一人で旅することの方が楽しめそうだと思うに至りました。それは今回一人旅を経験してみて、正しいのではないかなと実感しています。

・予定は細かく立てずとも大雑把で構わない

・自分のペースでフレキシブルに動ける

・興味が湧くものがあれば立ち止まれる

行きたい場所があるなら計画はきっちり立てる必要がありますが、それ以外なら適当で問題ありません。時間に焦る必要がなければ、本当に色々なものが見つかります。ある程度安全に旅ができるのも男としての特権みたいなものなのですし、自由に気楽に好きな場所へ行けることは良いものですね。

 

地図を眺めるだけでは出会えないものが沢山あると思います。見て通った場所から自分の思い出を作ることができれば、地理なんて自動的に覚えられるもの。

似たような風景でも、何かが得られれば特別に変わります。それは写真を撮った場所でも、テントを設営した空き地でも、凍死しそうになった山腹でも、何でもあり。

つまり、土地の詳しい情報なんてある程度どうでもよくて、そこで自分がどんな思い出を作れたかの方が大事な気がする、というだけの話です。それを積み重ねていけば、本当の地理感覚が得られるのではないでしょうか。

これなら人に楽しく語ることもできますし、他人も興味を持ってくれる可能性が高まります。そこからはその人が実際に行ってみて、自由に感じ取ることを期待するしかありません。

 

この旅の目的2は、自分の場所に関する思い出を他人に伝えられるように、最終的には外国に行った時に伝えられるようにすることです。

 

もし地元の話になった時は、ちゃんと何かを語れるようにしておかないといけませんから、いずれ地元一周もしなければなりませんね😓

9月以降は東日本を周る予定でしたが、ちょっと考えてみます。