革命するには目を閉じろ

令和元年、自分の足で日本を周る。

沼津御用邸にて

*1週間前の書きだめです。

 

先ほどの芹沢記念館から更に海沿いに行けば御用邸に着きます。

御用邸という名前から最初は武家屋敷なのかと思っていましたが、歴代の天皇や皇族の方が利用されていた邸宅だったそうです。

大正天皇が御体調を崩された際、オランダ人医師が静養のための場所として海と山を望むことのできる沼津を提案し、それが良かったために以後も使われ続けていましたが、昭和の中頃には沼津市に譲渡され、現在は記念公園として一般公開されるに至りました。

庭園は単に緑が豊かなだけでなく、様々な植物が見やすく配置されていて植物園のような感じさえします。梅であれば白加賀や藤牡丹といったものが植えられていて、花が咲くシーズンを想像すると美しい景色が浮かんできました。季節は2月〜3月くらいを目安にしてみてはどうでしょうか。少し奥の方には浦島草なんかも生えていました。

道も歩きやすく整備されていて、来園者も少ない方だと思いますので、何人かで来てもゆっくり楽しめることでしょう。

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残念ながら本邸は現存していませんが、東西付属邸はきれいに残っています。ただ西付属邸が一般公開されているのに対して、東付属邸は団体の利用状況により入れない時があるようなので、そこは入園前に確認した方がいいでしょう。私が行った日は西邸しか見えなかったので、庭園を全周ぐるっと回るだけにしました。次来た時は両邸とも見えることを願います。

そこまで時間がかかるような広さでもないので、2時間あれば余裕を持って楽しめると思います。余った場合は近くの海岸で過ごすのもおすすめですね。
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*庭園だけなので短くなってしまいましたが、東京に帰る折に体力が残っていれば再度寄ってみようと思います。内部の写真撮影ができるなら載せてみますが、できない場合はまた庭園散策になりそうです。